WideStudio Programming (3-1)
~画面クラスの作り方-1

タンゴレンの三つの基本画面(メイン画面と情報ウィンドウ画面と検索パネル画面)は、三つともWSCmainWindowです。その他の補助的なダイアログ画面も多くはWSCmainWindowで作られています。モーダルな動作になる小さな画面にはWSCdialogを使っているものもありますが、モードレスに表示される画面は全部WSCmainWindowになっています。 “WideStudio Programming (3-1)
~画面クラスの作り方-1” の
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WideStudio Programming (2-5)~辞書順ソートと検索について

辞書順というのは言語によって違うのですが、タンゴレンで実装されているのは実際にはエスペラント(字上符を除くと英語)風の辞書順です。多くの場合はこれで充分だろうということで、現状では固定的に扱っています。 “WideStudio Programming (2-5)~辞書順ソートと検索について” の続きを読む

WideStudio Programming (2-4)~文字コード変換について

WideStudioのWSCstringにも文字コード変換の機能はあるのですが、タンゴレンではそちらではなく、ICU(International Components for Unicode)のコード変換ライブラリを使っています。ICUを使っているのは辞書順ソートを実現するためです。 “WideStudio Programming (2-4)~文字コード変換について” の続きを読む

WideStudio Programming (2-2)~文字コード変換が必要な場合

画面への文字列の出力に関してはWideStudio/MWTが自動的にやってくれるのであまり考える必要はありませんが、外部環境とのやりとりでコード変換が必要な場面は他にもあります。主に下記の2箇所です。 “WideStudio Programming (2-2)~文字コード変換が必要な場合” の続きを読む

WideStudio Programming (2-1)~文字列型について

WideStudio/MWTにはWSCstring型という独自の文字型クラスが定義されています。WideStudioのAPIを使う際には必須なのですが、あまりこれに依存するようにはしたくなかったので、プログラム中の殆どの文字列はstd::string型でutf-8のmbcs文字列を格納しておき、WideStudio/MWTのライブラリに渡すところでWSCstring型と相互に変換するようにしています。 “WideStudio Programming (2-1)~文字列型について” の続きを読む

タンゴレン更新情報

「単語連想帳タンゴレン Version1.0」ユーザーマニュアルの
「既知の動作障害と対処法について」(/contents/html/products/tangoren/manual/mZ100_known_errors.html)に下記2件の情報を追加しました。

  • shift-jisに無い文字が使われている単語帳をドラッグアンドドロップで開けない
  • shift-jisに無い文字が使われている単語帳を開くと、ウィンドウタイトルのファイル名の文字列が一部化ける 

 何れも次期バージョンでの対応を予定しています。

WideStudio Programming (1-3)~windows.hで困った話

windows.hをインクルードすると、大量のマクロ定義がオマケに付いてきます。記号定数が衝突することは希だし衝突すれば大抵(再defineされたところかenum宣言したところで)コンパイルエラーになるので分かりますが、APIの名前に関してはどんな名前があってどんな風にdefineされているのか分からないし、やっかいなのは、衝突していてもぱっと見わからないことです。 “WideStudio Programming (1-3)~windows.hで困った話” の続きを読む